「グリーンプロジェクト」ロゴ
Image by: b-ex
「ロレッタ(Loretta)」などを展開するヘアケアメーカーのb-exが、ヘアサロンからカーボンニュートラルを目指す「グリーンプロジェクト」を発足した。カーボン排出量削減に向けて取り組むべき24の項目を設定し、各項目の推進に向けヘアサロンをサポートする。
同社の調査によると、多くの美容師が「環境問題を意識しているものの、ケミカル製品の取り扱いが多いため実際のアクションに移せない」といった課題を抱えているという。グリーンプロジェクトは、同社が世界で初めてゼロカーボンシャンプーを開発した台湾発ブランド「オーライト(O’right)」との資本提携をきっかけにスタート。カーボン排出量削減のための取り組みを「グリーンスコア」として明確化し、地球環境にやさしいサロンづくりを支援する。2025年までに5000店舗以上の賛同を目標にグリーン活動を発展させていくことでゼロカーボンからカーボンネガティブを目指すという。また、率先してプロジェクトに取り組む「グリーンパートナーサロン」を中心に、セミナー活動なども行う。
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オーライトは、オーガニック、ヴィーガン、グルテンフリー、非遺伝子組み換えの原材料を使用し、パラベン、合成着色料など7つのフリーを掲げている。2021年12月に165種全製品でゼロカーボンを達成。自然由来の原材料や環境に配慮した素材を使ったパッケージにこだわり、台湾では約7000軒のヘアサロンに卸し、世界では42の国と地域で展開する。日本には2020年6月に上陸、マルイ有楽町に店舗を構えた。2021年9月にb-exと資本提携し、大容量タイプの業務用製品を発売するなど、ヘアサロンへの導入を推進する。アイコン製品のカフェインシリーズは、農業廃棄物であるシャンプーボトルに、コーヒーの殻から抽出した天然のカフェインエキスを配合。シリーズ内のツリーインザボトルは、ボトルの底にコーヒーの種を入れ、使用後に土の中に埋めることで適切な環境下でコーヒーの木が育つという、循環型の製品などを展開する。
■b-ex:公式サイト
■O’right:公式サイト
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「グリーンプロジェクト」ロゴ
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左からO’right業務用サイズの「オイルコントロールシャンプー」、「カラーケアシャンプー」、「ディープクレンジングシャンプー」、「リペアシャンプー」
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左からO’right「カフェインコンディショナー」(250ml)、「カフェインシャンプーツリーインザボトル」(250ml)
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