ファッション誌「ヴォーグ(VOGUE)」や「GQ」「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」などを発行するコンデナスト(Condé Nast)が、ロシア軍によるウクライナへの侵攻を受けて、ロシアでの出版事業を全て停止することを発表した。
出版事業を停止する理由について同社の最高経営責任者であるロジャー・リンチは「世界中にジャーナリストと編集チームを抱える私たちにとって、スタッフの安全やセキュリティを脅かすことなくコンテンツを制作できることは最も重要なこと」とした上で「ロシア政府が新しく可決した新たな検閲法では、それが難しい」と説明。続けて「私たちはウクライナにおける無意味な暴力と悲劇的な人道的危機に衝撃と恐怖を受け続けている」とコメントした。
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コンデナストのロシア部門は、1998年に設立。ヴォーグやGQのほか「GQ Style」「Tatler」「Glamour」「Glamour Style Book」「Architectural Digest」の7誌を出版していた。
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