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Jeepといえば四輪駆動を代表とするブランドで、日本でも多くのファンを抱えます。
その人気ブランド初の電気自動車(EV)が2023年に発売されることが発表されました。二酸化炭素を一切排出することなく、クリーンにオフロードを駆け回れるようになります。
丸みを帯びたデザイン
Jeepブランドを所有するStellantis社が3月1日、新しい戦略計画「Dare Forward 2030」を発表し、その中でJeepのEVバージョンの投入を明らかにしました。
多くの車メーカーが続々と既存車種のEVモデルを発表したり、EV専用の新ブランドを立ち上げたりしていて、JeepのEV投入もこの流れに沿ったものと言えます。
発表によると、2023年初めにもJeep EVを発売します。今回、名称も含めその他詳細は一切明らかにされませんでしたが、公開された写真をみると全体的に丸みを帯びたデザインで、ややコンパクトという印象です。
2030年までにCO2排出50%減へ
Stellantis社は2038年までに二酸化炭素排出ネットゼロを目標に掲げていて、Dare Forward 2030計画の中で2030年までに排出量を50%削減するとしています。
そうした目標を達成するための取り組みで中心にくるのがEV化の推進です。計画では、2030年までにバッテリーで動くEVを世界で500万台販売することを目指しています。
ちなみに、Stellantis社は傘下の別ブランドRamでも電動ピックアップトラックを2024年に発売する予定です。
Jeep EVを2023年初めに発売するというスケジュールから逆算すると、航続距離やバッテリー容量、トップスピードなどのスペックが発表される日はそう遠くなさそうです。
Stellantis
(文・Mizoguchi)
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