Image by: Akanjo_Madagascar
「クロエ(Chloé)」が、自社だけではなくファッション業界全体の活動の社会的影響を測定、評価、視覚化するツール「社会的パフォーマンス&レバレッジ(SP&L)」の開発を発表した。ソーシング戦略や製品デザインに関わるガイダンスを提供することを目的としており、審査が終了次第、ファッション業界全体で活用される。
SP&Lは、クロエ、フランス・モード研究所、フランス国立工芸院による協同プロジェクト。クロエのマニフェストを反映し、ジェンダーに基づく不平等の根絶、および人々にポジティブな影響を与える製品を生み出すという長期的な取り組みを促進する。
ADVERTISING
また、SP&Lは良好な労働環境の確保を図るため、「男女平等」「生活賃金」「多様性と包括性」「トレーニング」「福祉」「雇用の質」という6つの指標を採用。この評価法により、自社の従業員だけではなく、サプライヤーに雇用されている労働者も含め、製品に直接関わる人々へ会社が与える影響を可視化することができるという。現在プロジェクトの開発は大詰めを迎えており、今年後半には試験運用を通じて検証を実施。2023年に正式リリースを予定している。
Image by: Akanjo_Madagascar
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
Image by: Courtesy of Chloé
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境