麻布テーラー公式サイトより
青山商事が、オーダースーツブランド「麻布テーラー」で知られるエススクエアードの全株式を取得し完全子会社化すると2月28日に発表した。エススクエアードは持ち株会社で、傘下のメルボメンズウェアーとメルボ紳士服工業も完全子会社となる。
青山商事は現在「洋服の青山」において、オーダースーツブランド「クオリティオーダー・シタテ(SHITATE)」の対応店舗を拡大するとともに、OMO型ブランドコンテンツミックス店舗「TSC SQUARE」の新規出店を推進。一方、完全子会社化するメルボグループは、「麻布テーラー」を展開するSPA企業で、1964年の東京五輪日本選手団のブレザーを手掛けるなど高い縫製技術を有している。
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完全子会社は、「麻布テーラー」のブランド力に青山商事のスケールメリットを付加することで、オーダー市場での更なるシェア拡大が期待できると判断し決定。買収額は非公開だが、連結純資産(2021年3月期で1434億円)の15%未満としている。
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