安藤忠雄氏による丸福樓の外観スケッチ
任天堂の旧本社社屋を利用したホテル「丸福樓(まるふくろう)」が、京都・鍵屋町にオープンする。運営は「THE AOYAMA GRAND HOTEL」「おちあいろう」「THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」「THE GARDEN ORIENTAL OSAKA」などを手掛けるPlan・Do・See。4月のグランドオープンに先駆け、公式サイトで宿泊予約を受け付けている。
建物は、1889年に任天堂の前身である山内任天堂が設立した「丸福株式会社」の社屋。当時の屋号をホテル名に含めた丸福樓には、山内任天堂時代に花札などの製造・販売や、創業者山内家が居住する場所として利用された当時の趣を残している。緑色のレンガ屋根とタイルの外壁、建築当時に設置された看板などをそのまま使用し、寝室だった部屋はゲストルームにリノベーション。既存の建物に建築家 安藤忠雄が設計した新建築を増設し、客室は7つのスイートを含む全18室を用意する。
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新棟はシンプルかつスタイリッシュな空間に仕上げ、各部屋に異なる調度品を採用。宿泊客には、季節の食材を活かした無国籍の料理をコース仕立てで提供する。メニューは料理研究家の細川亜衣が監修を手掛けた。宿泊料金は1泊10万円〜(1室2名利用時)。
■丸福樓(まるふくろう)
開業日:2022年4月(予定)
所在地:京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342番地
客室数:18室(33〜79㎡)
料金:10万円〜/1泊(朝食・夕食・お飲物・軽食含む)
※表記料金は1室2名利用時の1室あたりの料金。消費税・サービス料・宿泊税込。
問い合わせ:050-1741-3880 (受付時間 10:00〜17:00)
公式サイト
安藤忠雄氏による丸福樓の外観スケッチ
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