トム・ウォーカー ©︎Nicolas Kuttler
「ジバンシイ(GIVENCHY)」のジバンシイ メイクアップ クリエイティブ ディレクターに、トム・ウォーカー(Thom Walker)が1月19日付で就任した。ウォーカーは今後、新たなメイクアップコレクションを手掛けるほか、広告キャンペーンのクリエイティブを監修。また、ジバンシイ ビューティーにおけるスポークスマンとしての役割も兼任する。
ウォーカーはイギリス北部出身。パリでメイクアップを学びキャリアをスタートさせた後に、フリーランスで活動。「i-D」や「Dazed and Confused」、イタリア、中国、イギリス版などの「VOGUE」といった雑誌でヴィジュアルを担当した。著名なフォトグラファーとのコラボレーションも多く、ニック・ナイト(Nick Knight)やリチャード・バーブリッジ(Richard Burbridge)、パオロ・ロベルシ(Paolo Roversi)らとの撮影にも参加。このほか、エマ・ワトソン(Emma Watson)やFKA ツイッグス(FKA Twigs)、ロザリア(Rosalía)などの女優、歌手のメイクアップも手掛けてきた。
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豊富な経験と実績を持つ新世代のメイクアップアーティストであるウォーカーは、多彩な才能でジバンシイ メゾンを魅了。斬新でカリスマティックなアプローチは、シャープでありながらパワフルだ。モードや建築をはじめとする様々な分野からインスピレーションを得て、光の効果や大胆な色彩のコントラストを自在に操ることで、性別を問わずに顔立ちをより美しく際立たせることに長けているという。
エッジが効いた印象的なルックのクリエイターであると同時に、メイクアップ製品のイノベーションと開発プロセスのあらゆる側面に強い情熱を持つウォーカーは、「新メイクアップ クリエイティブ ディレクターとして、ジバンシイ ビューティー チームの一員として迎え入れられたことを、大変誇りに思います。私たちは、美しくも大胆なフェミニティ、エレガントで個性的なヴィジョンを共有しています。 ジバンシイのビューティー チームや世界中のメイクアップアーティストと協力し、クリエイティブな表現と新しい製品のイノベーションをもたらすことに貢献できることは、とてもエキサイティングなことだと思います」とコメントしている。
パルファム ジバンシイの最高経営責任者であるローマン・スピッツァー(Romain Spitzer)は、「トムとのコラボレーションを心から楽しみにしています。ファッションシーンを知り尽くした彼の個性的なスタイルと、斬新かつナチュラルなメイクアップアプローチは、エレガントかつ大胆なジバンシイ ビューティーの世界と完璧にマッチしています。彼が今、ジバンシイのメイクアップにその才能と創造性を発揮して、グローバルな成功に貢献してくれることに、とても感激しています」と期待を寄せた。
なお、前任のニコラ・ドゥジェンヌ(Nicolas Degennes)は、1999年の就任以来、20年以上チームを牽引。2021年6月に同職を退任し、現在は自身の名前を冠にしたフレグランスブランド「ニコラ ドゥジェンヌ」を手掛けている。
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