Image by: StockX
スニーカーマーケットプレイス「ストックエックス(StockX)」が、2021年のトレンドレポートを発表した。今年の特徴としては、「ナイキ(NIKE)」のエア ジョーダン 2(AIR JORDAN 2)の価値が急騰。そのほか、快適性を重視したフットウェアの取引が増加したことや、トレーディングカードの取引数が大幅に伸びたことなどが報告された。
エア ジョーダン 2は、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」とのコラボレーションなどの影響で再び注目を集めており、多くの過去モデルの価値が上昇。2020年以前に発売された全てのエア ジョーダン 2の価値をまとめたインデックス(市場の動きを示す指数)では、過去2年間で価値が90%上昇しており、この上昇率はS&P500(米国の大企業500銘柄の株価を元に算出される株価指数)の40%を大きく上回る高騰となる。2021年のエア ジョーダン 2の平均取引価格の最高値は315ドル(約3万6030円)で、最安値は225ドル(約2万5735円)だった。
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サンダルのような快適さを重視するフットウェアも勢いを伸ばした。「クロックス(crocs)」の過去12ヶ月の取引数は3万5000件を突破し、「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」のコラボシューズの取引数が前年比300%を達成するなど2021年は取引が急増した。また、ポケモンカードをはじめとするトレーディングカードの取引数は前年に比べ740%増加し、取引数を大幅に増やした。
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