ファッションメディア「エル(ELLE)」が、全世界で展開する45エディションにおいて、アニマルファーを扱うコンテンツを2023年1月1日までに廃止する方針を発表した。紙媒体、デジタル、SNSが対象となる。
同方針では、ファーを扱うエディトリアルコンテンツおよび広告の掲載を禁止すると宣言。全45エディションのうち13エディションは、すでに今回の方針を適用している。なお、毛皮を扱うクライアントの広告に関しては、使用するイメージにファーの商品がなければ掲載可能とした。
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エルのインターナショナル・ディレクターを務めるValéria Bessolo Llopizは、アニマルファーを扱うコンテンツの廃止に関して「『エル』は長年にわたって定期的にグリーン特集を企画し、環境、サステナビリティ、エコロジーに取り組んできました。紙面やサイトにアニマルファーを掲載することは、もはや私たちや読者の価値観とは一致しません。今こそ『エル』は動物虐待に反対し、環境と動物の保護という重要な問題への関心を反映した声明を出すべきです」とコメントしている。
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