記者発表会の様子
Image by: FASHIONSNAP
AOKIが、ヒット商品「パジャマスーツ」をはじめとするカジュアルウェア領域の新戦略を発表した。2021年秋冬シーズンは「24時間どこでもパジャマスーツ」と銘打ち、テレワークだけではなく、旅行やショッピングなど24時間365日シーンレスで着用できるウェアとしての提案を強化。同社が60年以上培ってきたスーツ作りのノウハウを活用し、ラインナップは前年の約10倍に拡大する。3年を目途に、カジュアルウェア領域の売上高100億円を目指すという。
パジャマスーツは「家ではくつろぎたいが、仕事のときにはきちんとしていたい」という顧客からの要望を受けて、2020年11月に発売。「パジャマ以上、おしゃれ着未満」をコンセプトに、パジャマのリラックス感とスーツの"きちんと感"を兼ね備えており、累計販売着数は3万着を突破している。
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新戦略では、「郊外型紳士服専門店のAOKI」から脱却し、今後は顧客の良い仕事・良い生活を提案する「ライフ&ワークスタイル AOKI」をテーマに掲げた独自の業態を確立させる。店頭でのパジャマスーツ売場の構成比率を拡大していくほか、リモートワークでの服装の悩みが多く寄せられることからコーディネート・スタイリング提案を強化。スタイリング提案により買い上げ点数の増加も期待するという。マーケティング面では、パジャマスーツ初のテレビCMを制作したほか、ベルギーサッカー1部リーグ「シント=トロイデンVV」のオフィシャルスーツサプライヤーとして選手・スタッフへオフィシャルスーツを提供し、製品の認知向上を狙う。また、オフィシャルスーツの提供を記念し、シント=トロイデンVVの公式モデルを10月15日からオンライン限定で発売する。
10月14日の今日開催された新戦略発表会では、秋冬の新作アイテムを着用した5人のモデルが、「デニムルック素材パジャマスーツ」や、「エアジャージー素材パジャマスーツ」などを使ったスタイリングを披露した。発表会の最後には、東京オリンピックの開会式で話題を集めたパントマイムアーティスト が〜まるちょばが登場。リモートワークや社内でのプレゼン、犬の散歩などパジャマスーツのある日常をパフォーマンスで表現し、製品の機能性をアピールした。
■AOKI:公式サイト
記者発表会の様子
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