ザ・スーツカンパニーがOMO型店舗の展開開始 「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」など4ブランドを集積
ECと連動したシステム「デジラボ試着室」
Image by: FASHIONSNAP
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ザ・スーツカンパニーがOMO型店舗の展開開始 「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」など4ブランドを集積
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青山商事が、ザ・スーツカンパニー事業で展開する4ブランドを集結し、新たなOMO型店舗「ティーエスシー スクエア(TSC SQUARE)」の展開を開始する。商品はその場で購入して持ち帰ることができるほか、タッチパネル式の大型サイネージやタブレットを用いてECで購入し、自宅に配送できるシステム「デジラボ試着室」を導入。近年需要が増しているオーダースーツサービスも拡大する。
OMO型店舗では「ザ・スーツカンパニー(THE SUIT COMPANY)」、女性向けの「ホワイトザ スーツカンパニー(WHITE THE SUIT COMPANY)」、「ユニバーサルランゲージ(UNIVERSAL LANGUAGE)」、オーダースーツ専門店「ユニバーサルランゲージ メジャーズ(UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S)」の4ブランドの商品を扱う。ECとの連動により、幅広い品揃えと、店頭在庫の削減などコストダウンを実現できたことを大きなメリットとしている。ザ・スーツカンパニーは20〜30代、ユニバーサルランゲージは30〜40代がメインの顧客層となっており、ブランドを複合することでザ・スーツカンパニーを卒業した顧客を取り込む狙いもある。また、オーダースーツに関しては1着目をリアル店舗で、2着目以降をECで購入する顧客が多いといい、OMO型店舗では特典を付与するなどでリアルとネットの相互送客を見込む。配送は店舗からではなく、自社で保有する物流センターから行う。
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出店戦略においては、10月1日に新宿3丁目にオープンする「ザ・スーツカンパニー 新宿本店」を皮切りに、都内を中心に店舗を広げていく。目標の出店数は非公表。スーツに対する価値観の変化したことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が集客に大きく影響した一方で、EC売上が3〜5倍ほど伸びたという。青山商事執行役員でTSC事業本部長の河野克彦氏はこの背景を踏まえて店舗のあり方を再考したといい、OMO型店舗を「スーツを維持するための事業モデルの変革」と位置付けている。
OMO型店舗の展開に合わせ、ユニバーサルランゲージ メジャーズでウィメンズのオーダースーツをスタートするほか、生活者の声をもとに商品を開発する新プライベートブランド「VOICE」を立ち上げ、販売を開始する。
■THE SUIT COMPANY 新宿本店
住所:東京都新宿区新宿3-17-5 T&TIIIビル 地下2階
電話番号:03-3226-3319
営業時間:11:00〜21:00
売場面積:140坪
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