ケリングでは2017年のグッチを皮切りに、同グループ傘下の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などのブランドが毛皮の使用を停止することを発表。2019年には動物の繊維や素材に関して、動物福祉スタンダード(Animal Welfare Standards)を正式に策定した。ケリングのフランソワ=アンリ・ピノー会長兼CEOは「動物福祉に関して、当グループは自社のサプライチェーンおよびラグジュアリー業界全体の慣行を改善する意欲を常に示してきました。この度、私たちのすべてのコレクションで毛皮の使用を中止し、さらなる一歩を踏み出す時が来ました。世界はお客様とともに変化しており、ラグジュアリーも当然それに適応させていく必要があります」とコメントしている。
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