「災害時の備え」に関する調査
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ユニクロが、全国の20~60代の男女2400人と、市区町村に対してそれぞれ「災害時の備え」に関する調査を実施した。この結果を受け、避難時に必要な服の用意に役立つ「服の備えチェックリスト」をユニクロのサステナビリティウェブサイトで公開している。
今回の調査では、避難経験者の4人に1人が「避難時に足りなかった・あったら良かった物」として「服の備え」を回答しているのに対し、実際に災害時の避難のため「服の備え」を行っている人はわずか14.7%という結果となった。また、全国の市区町村における「災害時の備え」に関する調査結果から、8割以上の自治体で避難時の「服の備え」がなされていないということがわかった。理由として、食料・飲料品、新型コロナウイルス感染症対策品を優先的に備蓄しているため、衣類の備蓄ができていないという意見が多く挙げられている。
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現在公開されている「服の備えチェックリスト」は、自治体や被災経験者のアンケート結果を踏まえ作成。長袖3枚、半袖3枚、ルームシューズ1足など、避難時に必要な服の一覧がまとめられている。
このほか、ユニクロでは9月1日の「防災の日」に、災害支援活動を行っているモデルでタレントの紗栄子や、防災システム研究所 所長の山村武彦をゲストに迎え、「防災の日 特別番組 ~考えよう、服の備え~」をTOKYO FMで放送。番組では、それぞれの被災地支援の経験をもとに、災害時に必要な「服の備え」について紹介するという。
■ユニクロ:サステナビリティウェブサイト
「災害時の備え」に関する調査
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