「アツギ」公式サイトより
ストッキングやタイツを展開するアツギが、昨年11月から休止していた公式ツイッターアカウントの運用を8月から再開すると発表した。2021年秋冬商品の紹介を中心に情報発信をしていくという。
同社は昨年11月、「タイツの日(11月2日)」に合わせたプロモーションをツイッター上で実施。キャンペーンでは複数のイラストレーターを起用し、「1日を通して朝・昼・夜のシチュエーションで女性の脚もとを彩るタイツ・ストッキングのイラストをお楽しみください!」のメッセージと、「#ラブタイツ」「#タイツの日」のハッシュタグとともにアツギの商品を着用した女性のイラストを発信した。投稿開始後、SNS上では「イラストは可愛いがタイツの購買層に刺さるPR内容ではないと思う」「タイツを履くことが性的なアピールだと思われてしまう内容で気持ち悪い」「性的消費だと感じる」などキャンペーン内容について批判の声が相次いだ。批判を受けてキャンペーンを中止し、不適切な表現があったとして公式サイトに謝罪文を掲出した。
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ツイッターアカウントの再開にあたり、同社は「今回の事態は、弊社内における社会的責任に対する認識の甘さやモラル意識が欠如していることに因るものと捉え、第三者機関へご協力していただきソーシャルメディアポリシーの再教育、ソーシャルメディア利用時のガイドラインの策定、SNS 運用マニュアルの見直しを実施致しました。また、販促プロモーション活動においても社内体制の強化と外部コンサルタントによるチェック体制を構築致しました」と説明。アカウントの運用については今後、商品情報や企業情報、イベント情報などを配信することを目的とし、部内でのチェックおよび管理者による承認プロセスを経てツイートする管理体制にするという。
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