Image by: スウェーデンオリンピック委員会提供
スウェーデンオリンピック委員会(SOC)が、「ユニクロ(UNIQLO)」のパリ R&D センターを率いるクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)がデザインした東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるスウェーデン代表選手団が着用する公式ウェアを追加発表した。東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式で着用する。
ルメールは、地域のファッション動向、ライフスタイル、新素材の情報などを調査し、商品開発やコンセプト、デザインなどを研究開発する拠点ユニクロ パリ R&D センターのアーティスティックディレクターを務めており、過去にロジャー・フェデラー(Roger Federer)選手や錦織圭選手、 国枝慎吾選手などの大会ウェアを手掛けた。
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スウェーデン代表選手団の開閉会式ウェアでは、これまで手掛けてきたスポーツウェアの知見と技術を活かし、上質なディテールに仕上げた「ドライ EX ポロシャツ」「イージーアンクル パンツ」「U スリップオンスニーカー」の3アイテムを製作。ポロシャツには、回収ペットボトルから生まれたリサイクルポリエステルを68%使用した素材を採用。ドライ EXの優れた吸収速乾性はそのままに、天然綿のようなナチュラルな表面感と肌触りと特殊糸によるストレッチ性能と適度なハリ感によって快適な着心地を実現した。
リサイクルポリエステル100%の素材を使用したイージーアンクル パンツは、特殊なねじれ加工を施したポリエステル糸と裏地には通気性のあるAir Dots素材を採用し、高い通気性を実現。ウエスト部分はひもで調整でき、リラックス感のあるテーパードシルエットに仕上げた。
スリップオンスニーカーは、日本の伝統的な素材である和紙を使用し、アッパーには軽量の和紙繊維を、ソールにはラバー素材を用いた。それぞれスウェーデンカラーである黄色と青色からインスピレーションを受けた4色を用意する。なお、同アイテムの発売は予定していないという。
Image by: スウェーデンオリンピック委員会提供
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