(写真左から)冨永愛、小池百合子都知事
Image by: FASHIONSNAP
東京2020オリンピック・パラリンピックにあわせて東京をはじめ日本各地の産業の魅力を発信するイベント「Tokyo Tokyo ALL JAPAN COLLECTION」が、7月19日の今日スタートした。期間は9月5日まで。オープニングセレモニーには小池百合子都知事が出席し、ゲストの冨永愛とトークイベントを行った。
Tokyo Tokyo ALL JAPAN COLLECTIONは、東京都が東京2020大会開催中に東京の魅力・情報発信の拠点としている有楽町の東京スポーツスクエア本館で開催。会場には、日本全国が誇る伝統工芸や技術、特産品、豊かな食の世界などあらゆる要素が集結し、「伝統工芸品のある新しい暮らし」をテーマに東京都伝統工芸品の展示・販売・実演を行う「伝統工芸品PR」や、東京の老舗の製品などで未来に引き継いでいきたい「東京の宝」の魅力を紹介する「江戸東京きらり」、都内の中小企業が入れ替わりで出展し、展示・販売などを通じて技術力や魅力を発信する「中小企業PR」など全16のブースを展開している。感染症対策としてホームページでブースの紹介動画を配信するなどオンラインコンテンツも充実させた。
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オープニングセレモニーで小池都知事は、「コロナ禍におきまして昼夜、感染症対策にあたっていただいております医療従事者の方々、ご協力いただいているすべての都民の皆さま、事業者の皆さまに改めて御礼を申し上げたい」と挨拶を述べ、イベントについては「東京には伝統と革新を兼ね備えた企業と産業がたくさんあります。江戸の流れを汲む100年以上続く企業が300社以上あります。歴史を紡いできた技を世界の方々に発信していきたいと考えています」とコメント。「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」のドレスを着用して登場した冨永は、日本の文化や伝統への向き合い方について聞かれ「海外へ行き始めた頃に日本の伝統文化について海外の方から質問されることが多かったが、答えられない自分に恥ずかしさを覚え、着物の着付けを習うなど日本のことを知りたいなと思うようになりました」とエピソードを話し、「日本の技術はビッグメゾンをはじめ海外のブランドがよく使用されていて、日本の技術や伝統文化が海外の方たちの心に響いているのを肌で感じます。こういったイベントで皆さんにもより広く知ってもらういい機会ではないかと思います」と続けた。小池都知事は最後に「コロナ禍で様々な制約がありますが、乗り越えてこのスクエアから魅力を世界へ発信していけたらと思います。伝統と革新、これが日本、そして東京の力であると伝えていきたい」と意気込みを語った。
■Tokyo Tokyo ALL JAPAN COLLECTION
期間:2021年7月19日(月)~9月5日(日)
時間:本館11:30~18:30/別館11:30~19:30(18時終了の日あり)
場所:東京スポーツスクエア
住所:東京都千代田区丸の内3-8-3
(写真左から)冨永愛、小池百合子都知事
Image by: FASHIONSNAP
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