ステルトンの製品
Image by: FASHIONSNAP
松屋の子会社で、北欧関連リビング商品の販売代理店を務めるスキャンデックス社が、テーブルウェアブランド「ケーラー(KAHLER)」「ステルトン(Stelton)」「リグティグ(RIGTIG)」と「ジョージ ジェンセン(Georg Jensen)」のホーム製品において代理店契約を終了すると発表した。取り扱いブランドの中でも急成長している北欧照明の代表ブランド「レ・クリント(LE KLINT)」をはじめとするインテリア分野の販売に注力するためとしている。
ステルトン、リグティグ、ジョージ ジェンセンの3ブランドは、「イッタラ(iittala)」「アラビア(ARABIA)」などを展開するフィスカース社との日本における代理店契約終了を機に、2017年から新たなビジネスパートナーに迎えていた。ジョージ ジェンセンのホーム製品は8月31日、ケーラー、ステルトン、リグティグは9月30日に契約を終了する予定で、いずれも輸入販売は国内在庫品限りとする。スキャンデックス社との契約終了後、ジョージ ジェンセンのホーム製品に関しては日本法人のジョージジェンセンジャパンが次期代理店を務めるが、その他のブランドは現状未定となっている。なお、「ペンティック(PENTIK)」と「オプトデザイン(Opto design)」についても、国内在庫品をもって輸入販売を終了する計画。松屋は今年度を最終年度とする中期経営計画で、家具ブランドに経営資源を集中するためとしてスキャンデックス社のテーブルウェアからの撤退を公表していた。
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インテリア関連ブランドはレ・クリントのほか、デンマーク王室御用達のベビー用品ブランド「リエンダー(Leander)」と、北欧の自然素材で商品を製造する「エコファーン(EcoFurn)」がある。なお、フィンランドの磁器ブランド「ワヤ フィンランド(VAJA Finland)」に関してはオリジナルムーミンマグの開発など、プロジェクトベースで展開していくという。
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