ジェームズ・ハーデンのインスタグラムより
米百貨店「サックス・フィフス・アヴェニュー(Saks Fifth Avenue)」のEコマースビジネスを運営するサックス社が、NBAのスター選手 ジェームズ・ハーデン(James Harden)を社外取締役に迎えたと発表した。卓越したラグジュアリーEコマースプラットフォームとして成長するための重要な戦略の一つと位置付けている。
ハーデンはブルックリン・ネッツに所属し、2020年は3シーズン連続で得点王に輝いた。バスケットボール選手のほか、投資家や起業家の一面も持つ。サックス社はハーデンについてユニークな視点を持ったファッション愛好家で、ポテンシャルの高いコンシューマーブランドに成長させる能力があると評している。
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ハーデンは「サックスの取締役会に参加し、高級小売業の未来を切り拓く企業の一員となることを光栄に思います」とコメント。サックス社のリチャード・ベイカー(Richard Baker)会長は「この新しい役員会を作り上げるにあたり、ジェームズは重要かつ貴重な存在。彼は私たちがお客様により良いサービスを提供するために、独自の視点をもたらしてくれると確信しています。彼と他の役員の専門知識を組み合わせることで、サックスは高級Eコマースにおいて一層躍進していくことができるでしょう」と述べている。なお、ハーデンはサックスの少数株式を取得したが、投資額などは明らかにされていない。
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