関西物流センター
Image by: ファンケル
ファンケル(FANCEL)が、大阪府門真市に新たに設立した「ファンケル 関西物流センター」を6月8日から稼働する。2008年に設立した関東物流センターに次ぐ国内2拠点目となり、同社全体の出荷能力が現在の1.4倍に拡大。これにより一部エリアのみだった翌日配送が、九州・四国・中国エリアにも対応可能になる
関西物流センターは倉庫と事務所で構成した地上4階建てで、延床面積は1万7051平方メートル。投資額は約40億円で、パレット自動倉庫やケース自動倉庫の導入で入荷や保管、補充作業の人員を関東物流センターと比較して約65%削減を実現した。また、ピッキングロボといった機材の導入で自動化することで、作業人員を約40%削減している。環境負荷を減らす取り組みとして、屋上全面にファンケルグループ最大規模の太陽光パネルを設置し、関西物流センターで使用する電力の約16%をまかなうという。
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同社の通信販売利用は増加傾向にあり、2015年度と2020年度を比較すると約1.3倍に伸長。今後も5Gの普及などでオンラインの需要増加が見込まれることなどから、インフラ基盤の整備を進めている。
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