「ボンボム」2021年秋冬コレクションより
Image by: BONBOM
今年デビューした韓国発の新ブランド「ボンボム(BONBOM)」が今秋、日本初上陸する。国内では9月頃から「リステア(RESTIR)」での取り扱いを予定している。
ボンボムは、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)の学士課程でメンズウェアを学んだBonbom Joが手掛けるブランド。クチュールやテーラリングの要素を取り入れながら、既成概念にとらわれないアプローチでクラシックかつエレガントなテイストのコレクションを製作している。リステアのほか、ソウルの「BOON THE SHOP」、シドニーの「A FAVOR SYDNEY」、中国の「SND CQ,GY」と「REPUBLIQUE」などの店舗でも取り扱われる。また、コレクションデビューのタイミングでは、ガールズグループ「ブラックピンク(BLACKPINK)」に衣装提供をしたことで注目を集めた。
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「ボンボム」2021年秋冬コレクション キャンペーンヴィジュアル
デビュー前から認知していたというリステアのクリエイティブディレクター 柴田麻衣子氏は、ブランドの印象について「彼がまだ服作りをスタートしたばかりの20歳くらいの頃に、知人の紹介でソウルの彼の当時のアトリエにコレクションを見に行ったことがありました。まだ粗削りでしたが、すごくエネルギーに溢れていて。確かな技術と、独自の世界観、そして服作りを始めた頃から変わることのないエネルギーがとにかく魅力」と話す。
「ボンボム」2021年秋冬コレクション ルックの一部
リステアでは今秋、2021年秋冬コレクションのトップス(6万9000円〜)、スカート(7万4000円〜)、アウター(12万2000円〜)の展開を予定している。「前シーズンは撮影やステージ向きのルックが多かったですが、今回は"クチュールmeetsストリート"な彼の世界観が感じられるリアルクローズなアイテムが加わったこともあり、買い付けを決めました」(柴田氏)。クチュールのような細かなディテールのドレスやスカート、コルセットのようなフーディー、大胆なフード使いが特徴的なモッズコート、フェミニンなディテールに仕上げたアウトドアパーカ、ブラックピンクの衣装で話題となったシャンデリアスカートを彷彿とさせるスカートなど、今シーズンはカジュアルなピースを中心に買い付けを行ったという。
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