東京都や大阪府などで大型商業施設に対する休業要請が緩和されたことを受けて、百貨店各社が6月1日以降の営業体制の変更を決めた。

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　大丸松坂屋百貨店では、5月31日の今日まで大丸東京店、松坂屋上野店、大丸心斎橋店、大丸梅田店、松坂屋高槻店で生活必需品売場や一部婦人洋品フロアのみ営業していたが、6月1日以降の平日は営業範囲を全館に拡大。土日の営業体制については今後発信するとしている。

　このほか、高島屋 、そごう・西武、松屋、三越伊勢丹、阪急阪神百貨店では、東京または大阪に構える店舗において、平日は全館営業、土日は生活必需品を除き休業とすることを決めた。

　大型商業施設の休業要請を巡っては、日本百貨店協会および日本ショッピングセンター協会が、政府や9都道府県の知事宛に営業再開を求める要望書を提出。東京都や大阪府では緊急事態宣言の延長に伴い、百貨店やショッピングセンターなどの大型商業施設について、土日は引き続き休業を要請するが、平日は夜20時までの営業時間短縮の要請に内容を緩和した。

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