Image by: FASHIONSNAP
都内の三越伊勢丹店舗では、東京都が「高級衣料品は生活必需品には当たらない」といった見解を示したことを受けて、5月19日以降、ラグジュアリーブランドの営業は継続するものの、一部商品の販売を控える形で対応してきた。しかしながら東京都からラグジュアリーブランドに対し直接休業の要請があったことを受け、21日には同社と各ブランドとの間で再度協議の上で再休業を決めた。
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三越伊勢丹の公式サイトには、館ごとに休業中のショップを一覧で掲載。伊勢丹新宿店 本館の1階では「エムシーエム(MCM)」(ハンドバッグ・財布)や「エルメス(HERMÈS)」のブティックなどが休業している。同館3階の婦人服フロアでは、「グッチ(GUCCI)」「バーバリー(BURBERRY)」「ロエベ(LOEWE)」「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」などが並ぶ「インターナショナルデザイナーズ」のエリアを中心に営業を取りやめている。3階フロアには「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「トーガ(TOGA)」といったブランドが出店しているが、これらの「インターナショナルクリエーターズ」は営業を継続。日本のファッションブランドでは唯一「サカイ(sacai)」が「インターナショナルデザイナーズ」エリアに入るため休業となったようだ。なお、メンズ館のサカイの売り場は営業を行っている。このほか4階婦人服の「シャネル(CHANEL)」「ディオール(DIOR)」などが構える「インターナショナルラグジュアリー」のエリアや、6階の「ベビーディオール」や「グッチチルドレンズ」が並ぶ子ども服売り場を中心に一時休業している。
このほか、日本橋三越本店、銀座三越、伊勢丹立川店においても、「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」など海外のラグジュアリーブランドのブティックを休業している。
■三越伊勢丹:首都圏三越伊勢丹 各店営業時間のお知らせ
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