伊勢丹新宿店の外観
Image by: FASHIONSNAP
三越伊勢丹が、緊急事態宣言の発出および生活必需品以外の休業要請を受けて臨時休業中の東京都内の店舗(伊勢丹新宿店、伊勢丹立川店、日本橋三越本店、銀座三越)において、5月12日から営業フロアを拡大することを発表した。
東京都内の三越伊勢丹では5月11日の今日まで、食料品と化粧品およびレストランを除くフロアを臨時休業している。12日からは寝具・キッチン雑貨等を扱うリビングフロアや、その他生活必需品売場の営業を再開することを決めた。
ADVERTISING
伊勢丹新宿店では、本館地下2階〜2階フロアのほか、5〜7階フロアが営業を再開。ハンドバッグ、財布、婦人靴、リビング、食器、ランドセル(要事前予約)、子ども靴(要事前予約)などの店舗が対象で、衣料品やウォッチ、ジュエリーなどは休業を継続する。全館休業中のメンズ館では地下1階、1階、8階フロアで営業を再開。紳士靴やバッグ、靴下、シャツ・ネクタイ、紳士雑貨、フレグランス、メガネ・サングラス、帽子などを扱うショップが含まれているが、ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの衣料品を扱うフロアは対象外となった。
都内百貨店の5月12日以降の体制については、高島屋が他社に先駆けて営業フロア拡大および営業時間の変更を発表している。同社の村田善郎代表取締役社長は日本百貨店協会の会長を務めていることから、百貨店関係者の間では「高島屋が先陣を切ったことで他の百貨店も営業再開に向けて後に続くのではないか」といった声もあがっている。
■三越伊勢丹:公式サイト
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境