Image by: MUJI HOUSE
無印良品の子会社MUJI HOUSEが、法人事業で北海道・上士幌町と協業し、企業滞在型のワーケーション施設を2022年4月に開業する。既存商品で三角屋根の家に自由に窓を設計できる「窓の家」を建設し、施設を起点とした情報の発信や、企業との共同開発などのビジネスを展開する予定だという。
MUJI HOUSEは2020年に法人事業を開始。「感じ良い暮らしの背景でありたい」を起点に無印良品の家を手掛けており、同年12月には貸別荘として那須ハイランドリゾートに「陽の家」を建設した。
ADVERTISING
上士幌町は食料自給率と再生可能電力自給率が高く、家畜のふん尿肥料を活用した循環型農業や、バイオガス発電によるエネルギーの地産地消を推進。2020年にはサステナブルな町として第4回ジャパンSDGsアワードでSDGs推進副本部長賞を受賞した。また、認定こども園が10年間無料で利用できるほか、ICTを活用した交通課題の解消や、都市部との交流を目指したシェアオフィスの設置に取り組んでいる。
今回の協業は、上士幌町の「感じ良い暮らし」をコンセプトにした町づくりにMUJI HOUSEが共感したことから実現。ワーケーション施設の事業開発と運営は、博報堂グループのデジタル総合広告会社スパイスボックスのクリエイティブ集団「ジャルダン(Jardin)」が担当する。
Image by: MUJI HOUSE
Image by: MUJI HOUSE
Image by: MUJI HOUSE
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境