株式会社OnePlanetが運営するARコンテンツ開発チーム「spark studio」は、InstagramのAR開発プラットフォーム「SparkAR」を活用し、さまざまなARエフェクトを適用できるTシャツ「ScanMe」を開発。TシャツにプリントされたQRコードをトリガーとして、1枚のTシャツが多様な3Dデザインをまといます。
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Tシャツの柄を読み込むと……
「ScanMe」の柄はカラフルなQRコード。スマートフォンでTシャツのQRコードをスキャンし、好きなエフェクトを選択して「このARを試す」を押すことで起動するARカメラで撮影すると、着ているTシャツに選んだ3Dデザインが表示されるという仕組みとなっています。
今回3Dデザインを担当したのは「spark studio」に属する3Dクリエイター。Tシャツの中央が開き、中にロボットがいるというユニークなデザインや、画面が水色になり、体の周りを泳ぐ魚が海の中を連想させるデザイン、光や無数の棒状のものなど普段着ることができないものをまとうデザイン、誕生日メッセージなどを表示するデザインなど個性的なラインナップがそろっています。
ARコンテンツは、spark studioの公式Instagramアカウント(@scanme_sparkstudio)のメニューバーにある☺︎マークから体験することが可能です。なお、「ScanMe」は価格5,000円で公式サイトにて販売中。
OnePlanetのARコンテンツ
OnePlanetはこれまでにもユニークなARコンテンツを開発しています。例えば、株式会社ドミノ・ピザ ジャパンが展開するARコンテンツ「ドミノ”世界のチーズをめぐる旅”AR」や「ドミノフォンデュパーティAR」。また、MRグラス「Magic Leap 1」を活用した空間アプリケーション「Giant Pizza Tower」や「ML Music Live」なども開発しています。
今回と同じく、Instagramの「Spark AR」を活用したコンテンツとしては、カナダのアパレルブランド「ジムマスター」のプロモーションARゲーム「Get Wrestler(ゲットレスラーズ)!」や、株式会社ニトリが展開する「デコホーム」のエプロンが試着できるARコンテンツなどが挙げられます。
このように、プロモーションやエンターテイメントにおけるAR活用は拡大傾向にあるといえるでしょう。しかし、3Dクリエイターの表現の場は基本的にデジタル空間上に限定されているというもの事実。そんな中、人が着用する身近な物理媒体に3Dクリエイターの表現を拡張し実装する場を提供することを目的として繰り出されたのが「ScanMe」というわけです。
PR TIMES
(文・Higuchi)
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