インターメスティックの公式サイトより
メガネブランド「ゾフ(Zoff)」を運営するインターメスティックが新体制を発表し、創業者上野照博氏の次男である博史氏が新社長に就任した。昨年3月から再就任というかたちで社長を務めてきた創業者の長男 剛史氏は会社を離れ、新規事業を立ち上げるという。
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博史氏は1973年東京都渋谷生まれ。イギリスの大学院を卒業後、テレビおよびCM制作会社に勤務し、2001年にゾフブランドの立ち上げに伴いインターメスティック社へ入社。PRからマーケティング、商品開発、店舗設計まで、あらゆるサービス設計のクリエイティブを担当し、クリエイティブデザイン室のクリエイティブデザインオフィサーとしてブランディング全体に携わってきた。
同社はゾフの1号店オープンから今年で20周年を迎え、昨年はアニバーサリーイヤーに向けたリブランディングを実施。前社長の剛史氏はゾフ初のR&D機関設立に加え、コロナ禍で大きく変革した事業環境の変化にも適応するなど、次の20年に向けた基盤構築に貢献した。社長交代は1年のリブランディング期間を節目に決断したという。
今後は新たに掲げているブランド戦略「Eye Performance」をテーマに、エッセンシャルカンパニーとして人間のパフォーマンスを向上させるための様々な事業を推進。コアターゲットである20代~40代を中心にシニア世代やキッズ向けの商品も展開し、オールターゲットに価値を提供していく。昨年業務提携を発表したQDレーザとの取り組みでは弱視を抱える人に向けたメガネを開発し、社会貢献していきたい考えだ。
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