西川株式会社は、非接触で個人に合ったマットレスとオーダーまくらを判定する独自の非接触型寝具測定システム「PI+MA PITTA(ピマピッタ)」を開発。4月初旬より「日本橋 西川」での導入を開始し、全国の快眠寝具トータルブランド「&Free」取り扱い店舗で順次展開していくようだ。
体型データから最適なアイテムを提案
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「PI+MA PITTA」は、タブレットなどを用いて撮影した全身画像(正面・横向き)、あるいはボディースキャナー「N 3D-body」を活用して得た体型データから個人に最適な「&Free」のマットレスとオーダーまくらを提案する非接触型のシステム。
マットレスは、「&Free」の既製アイテム8種類と、6分割したパーツの組み合わせで快適な寝心地をつくり出す「&Freeパターンオーダー整圧マットレス」のなかから体型にフィットする製品を提案する。「&Free」のマットレスは、睡眠科学の最先端技術「AiRTechnology」を取り入れた特殊立体凹凸構造と、三つ折りタイプでコンパクトに収納・持ち運びできるのが特徴だ。
オーダーまくらは、好みの感触が選べるトップユニットと、最大14ヶ所の高さ調整ポイントで高さを調節するベースユニットの2層構造。後頭部・首・肩・背中の測定値から最適なまくらの高さを割り出し、個人にフィットする製品を提案する。なお、まくらの中身の素材は全9種類から好きなものを選べるようだ。
また、実際に横なった時の寝姿勢(仰向け寝と横向き寝)を撮影し、正しい寝姿勢が保たれているか、マットレスとの間に隙間ができていないかなど、寝具のフィット感を画像で確認することもできるとのこと。
「日本橋 西川」はバーチャル体験も可能
これまで「&Free」では、スリープマスターによるカウンセリングとフィッティング(計測)により、一人ひとりに最適な寝具を提案してきた。そんななか訪れたニューノーマル時代の非接触需要を受け、非接触でのパーソナルフィッティングを実現すべく同システムを開発したようだ。ちなみに、「&Free」のマットレス3アイテム(SA・SG・整圧マットレス)は「JBAヘルスケア認定寝具」に認定されている。
「PI+MA PITTA」は、コレド日本橋 地下1階の「日本橋 西川」への導入を皮切りに全国の「&Free」取り扱い店舗(百貨店、寝具専門店、家具店など)に展開していく。ただし、「&Free パターンオーダー整圧マットレス」は西川チェーン専門店のみの取り扱いとなるとのこと。
「西川株式会社」は、西川産業・京都西川・西川リビングの西川グループ3社を統合して2019年に変更された社名。70年以上におよぶ会社分割の歴史はあるが、事業の源流は1566年と古い。最近では、今回の「PI+MA PITTA」導入のようにDX化の傾向も見られ、「日本橋 西川」の公式サイトでは、同店内をバーチャル体験できる3Dキャプチャーを公開中。寝具やスキンケア用品などの説明を見ることができる。
PR TIMES
(文・Higuchi)
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