「タナカ ダイスケ」2021年秋冬コレクション
Image by: tanakadaisuke
田中大資がデザイナーを務めるファッションブランド「タナカ ダイスケ(tanakadaisuke)」が、2021年秋冬コレクションで本格デビューする。運営会社は株式会社パッチワークス。
デザイナーの田中は、大阪文化服装学院・ニット科を2015年に卒業。第89回 装苑賞ファイナリストに選出され、卒業後は同アワードで審査員をしていた丸山敬太のブランド「ケイタマルヤマ」に入社。独立後は刺繍アーティストとしても活動。吉澤嘉代子などアーティストやCMの衣装も多く手掛け、コロナ禍に発売したさくらんぼ刺繍のマスクやトートバッグがヒットするなど、ブランド立ち上げ前から根強いファンを抱えている。自身の名を冠したブランド「タナカ ダイスケ」は、2021年春夏コレクションは自社ECのみで展開し、本格デビューとなる2021年秋冬コレクションからは卸も始める予定だという。
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パッチワークスの長谷部啓介 代表取締役は、13年間にわたって「ケイタマルヤマ」の営業や生産業務を、2018年から2年半の間は同ブランドの経営を手掛けてきた経験を持つ。2020年に「ケイタマルヤマ」事業を分社化後、OEM事業をスタートし、自社コンテンツ第1弾として「タナカ ダイスケ」を今年立ち上げた。
「タナカ ダイスケ」のブランドコンセプトは、「自分の中にいる、まだ見ぬ自分と出会えますように」。繊細な刺繍や装飾的な技法を武器に、着飾る楽しさを再発見できるようなファンタジー性のある服を提案していく。
2021年秋冬コレクションのテーマは「桃源郷」。ウェアでは、桃源郷の水辺の景色を刺繍で表現した長袖トップス(2万6000円)をはじめ、墨流し作家の恭平が桃源郷を怪しげに表現したマーブル柄をベルベットにプリントしたコート(12万円)・シャツ(4万6000円)・パンツ(4万9000円)、背中を大胆に露出したドラマティックなデザインのモヘアニット(3万3000円)、桃源郷の宝飾品をイメージしたビーズを刺繍したカーディガン(5万5000円)といったアイテムが揃う。アクセサリー・小物類では、雪をイメージしたビーズ刺繍のバレッタ(9800円)や巾着バッグ(3万9000円〜4万3000円)、貝殻ブラ(6万円)などをラインナップ。4月2日から4日まで、一般受注会を東京・神宮前で行っている。
■一般受注会
期間:2021年4月2日(金)〜4月4日(日)
時間:12:00〜19:00
会場:tentplant 東京都渋谷区神宮前5-46-29 クレスト神宮前105
オンライン受注会:4月7日(水)21:00〜4月20日(火)10:00
公式サイト:tanakadaisuke
「タナカ ダイスケ」2021年秋冬コレクション
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