ヴァレンティノの公式サイトより
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、Kōki,を起用したキャンペーンムービーを公式サイトやSNSから取り下げた。ヴァレンティノ表参道での2021年春夏コレクション「ヴァレンティノ コレツィオーネ ミラノ(VALENTINO COLLEZIONE MILANO)」のインスタレーションに合わせて公開したものだが、「日本文化を冒涜している」としてSNS上で物議を醸していた。
キャンペーンムービーは、寺山修司が監督を務めた映画「草迷宮」をインスピレーション源に撮影。地面に敷かれた着物の帯を想起させる布の上をヒールで歩く様子や、帯を敷いた地面に腰をかけポーズを取る姿のシーンが公開された。SNSでは3月28日頃から「着物の帯の使い方を間違えている」「不愉快です」といった批判が相次いだ。
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批判を受けて、ヴァレンティノは「日本の文化に敬意を込めて作成されたもので、日本の文化を冒涜するような意図は全くなく、このシーンで使われた布も、着物の帯ではありませんが、多くの方に不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪コメントを発表した。
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