AppsFlyer Japanは、2020年の「モバイルアプリのアンインストール」に関するレポートを発表した。これは同社が保有する2000以上のアプリデータに加え、2020年1月〜11月の約8億件のアプリインストールデータを基に作成したものだ。
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新型コロナウイルスの影響による外出自粛やロックダウンの影響を受け、モバイルの利用は一層広がっている。同社によると「アプリマーケティングの分野では、数え切れないほど多くの競合他社があり、ユーザーの期待値とともに、アプリのアンインストール率は高まっている」という。
半数は30日以内にアンインストール
AppsFlyerのデータによると、世界でインストールされているアプリの約半数が、ダウンロードされてから30日以内にアンインストールされていることがわかった。2020年1月と2020年3月以降で、インストール後30日以内のアンインストール率が急上昇している。1月は新年・長期休暇明けという点で新しいアクティベーションが起こったことと、3月以降は在宅時間の増加や、モバイル接触時間の増加が発生したことが、アンインストール率の上昇と関連づけられるという。
さらに面白いデータがある。Apps Flyerによると、「ほとんどのユーザーがアプリをアンインストールするタイミングは、インストール後24時間以内」ということである。特に、ソーシャルアプリとファイナンスアプリは他のカテゴリーの平均と比べて、インストール後24時間以内のアンインストール率が35%高くなっている。ここからは、アプリマーケティングにおいてユーザーを掴む最も重要なタイミングは、インストール後24時間以内だということが明確に読み取れる。
ゲームアプリは第一印象が鍵
さらに、アンインストール率をアプリカテゴリー別に分析すると、ゲームアプリが最も高いアンインストール率に悩まされていることがわかったという。インストール後30日以内にアンインストールされるゲームアプリは約6割に及ぶ。同社によると「ユーザーはインストールをお試し感覚で行うため、そのゲームの第一印象がポジティブでない場合、瞬く間にアンインストールされます」という。
AppsFlyer Japanカントリーマネージャーである大坪直哉氏は「ぜひこのレポートでアンインストールに関するベンチマークを定め、自社アプリのアンインストール削減にご活用いただければ幸いです」と述べている。
PR TIMES
AppsFlyer Japan
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