Off Topicでは、Instagramで気になる最新スタートアップやD2Cブランドを定期的で投稿しています。今回は、noteでも一部ご紹介したいと思います。
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女性クリエイターをエンパワメントするストリートウェア
Saint Ivory NYCは、2019年に設立されたBlack-Ownedの女性向けストリートウェアブランド。このブランドのユニークなポイントは、ブランドであり、ライフスタイルプラットフォームであること。
元HighsnobietyのSNS担当だったMadrell Stinneyが立ち上げた非営利団体で、クリエイティブ業界の女性支援のためアパレルを通して活動。
「セメスター(学期)」と呼ばれたコレクションごとに女性アーティストやクリエイターからインスパイアされた服を発表しています。 最新コレクションでは、建築家のザハ・ハディドと現代アーティストのカラ・ウォーカー、そして女性初のプロ野球選手トニー・ストーンなどから着想を得ています。
さらに、今回は、プレッピー系ブランドのRowing Blazersとコラボ。購入すると、若い女性がビジネススクールに通えるよう支援しているThe Urban Assembly非営利団体に寄付されます。
コラボレーションもソーシャルもないあなただけの場所
スクラップブックサービス「my mind」のマニフェストは、頼もしいくらいプライベートファーストなサービス。ウェブサイトや画像、インターネット上の引用文、PDF、動画、個人的なメモなどを集めることができる。
特徴は、ソーシャル、コラボレーション機が存在しない“ソーシャルプレッシャー“のないサービスということ。そして広告を入れることもないプライベートに使えることを宣言しています。作ったのは、Spotifyのリードプロダクトデザイナーおよびアートディレクターだったドイツ人デザイナーのトビアス・フォン・シュナイダー氏。
使い心地は、NoitonとPinterestの間という感じ。まさに直感で操作ができ、使い心地の良いプロダクトでした。ブランドアイデンティティもかっこいいです。
新しい男らしさのためのグルーミング
Facultyは、男性向けグルーミングプロダクト。第1弾のドロップは、モスグリーンカラーのネイルポリッシュ。売上の1%はCrisis Text Lineに寄付されます。パッケージも最小限に押さえてリサイクル可能な素材でてきています。
トップページのページカテゴリはshopとworldの2つだけ。worldの構成がユニークで、オリジナルのSpotifyプレイリストやコラム、新着情報、記事などあるのですが、ムードボードのようにブランドのアイデンティティを表していています。
「第3の男らしさは、パーソナルなものでそれぞれの自己表現に基づいている。男性らしくあるための方法は1つではありません。私達は、コンフォートゾーンから抜け出し、伝統的な男らしさという狭い世界から出られるようにしたいのです」共同創業者のフェントン氏 - For The Love
ASAP Rockyやポスト・マローン、ハリー・スタイルズなどヒップホップやファッション、スケートボードなどの業界では、メンズネイルを多く見かけるようになりました。
プロダクトのローンチ方法は数量限定ドロップ式。次のネイルポリッシュのカラーもしくは別のプロダクトが発売されるのかワクワクしますよね。早めに知りたい人はSMSから知ることができます📱
ブランドのキーワードである「多様な自己表現」は、サイトでは表現されています。サイトには、ロゴが10個もあり、カラーパターンも様々。だけど、どこか柔らかくて、統一感があります。
TikTokで開発風景を発信中、Z世代のマッチングアプリ
Monetを有名にさせたのは、マーケティングとコミュニティ作りのユニークさ。チームメンバーのジョアナ・シャン氏のTiktok動画で、彼女が投稿したのは、Monetのチームメンバーの紹介や開発風景、モックアップ、そしてかんたんなサービス紹介をまとめた動画。
その動画は、わずか数日で100万回再生、現段階では18万いいねとアプリに期待するユーザーから1,600コメントがつきました。お絵かきをしながらマッチングができるというアプリ。TinderやBumbleのようなマッチングアプリはプレッシャーがある。対してMonetは、ユーモアのあるコミュニケーションができるので、ゆるく人と出会うことができる🍃10月時点では、4,000人近くのユーザーがいるそう。
彼らは大学のギャップイヤーを取り、ポートランドにチームで住み込みフルタイムで開発している。TikTokでは他にもチームのメンバーとのわいわいした動画をあげていたり、クリエーターとしてのライフスタイルも見ていて楽しい。日本でもダウンロードできるみたいです。試しに私も使ってみましたが、Tiktokのバズから生まれたからなのか世界各地のユーザーがいる印象。どこで知ったか聴いてみるとTiktokやTiktokを取り上げたTwitterでみたという人がとても多かったです。
ファッションデザイナーが作るバーチャルドレス
TRIBUTE BRANDは、2020年4月に誕生した非接触型=contactlessのサイバーファッションブランド。DIESELの元クリエイティブディレクターでもあるニコラ・フォルミケッティや日本では人気クリエイターのkemioのInstagramにもバーチャルドレスが登場。
購入方法はかんたん、デジタルの服を購入したら、DropboxかGoogleドライブ、もしくは他のクラウドサービスを使って自分の画像をアップロードし、ショッピングカート入れるだけ。
作ったのは、クロアチアを拠点とするデザイナーのGalaMarija VrbanicとFilipVajda。PAPERの取材によると、このアイディアのきっかけはCOVID−19の影響がだったそう。元々ファッション批評的なファッションレーベルを運営していた創業者たち。シッピングする必要もなければ、廃棄物もでない。サイズも性別にも囚われないサイバー空間でのアパレル体験が生まれました。
価格は、29ドルから699ドルと様々。スケッチや写真を送って、カスタムピースを作ってくれる「TBテーラーメイドサイバーサービス」なんてのも!
パンデミックにより、ファッションの楽しみ方も変わってきた。現実世界でお気に入りの服を着て街を歩くのも楽しいけど、かっこいいスナップ写真をSNSに共有する楽しさもありますよね。バーチャルドレスを着たら、本物もほしくなりそうです。
|Instagram -@OffTopicJP
Written by 草野ミキ(@mikikusano)
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