アルマン・ド・ブリニャックを手に持つジェイ・Z
Image by: モエ ヘネシー
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)の子会社モエ ヘネシー(Moët Hennessy)が、高級シャンパーニュメゾン「アルマン・ド・ブリニャック(ARMAND DE BRIGNAC)」の株式50%を取得すると発表した。これまでラッパーのジェイ・Z(JAY-Z)がアルマン・ド・ブリニャックの株式100%を保有していたが、今回のパートナーシップ契約の締結により株式保有比率は半数となる。LVMHはモエ ヘネシーが持つ販売網を通じてメゾンのグローバル展開を強化する。
アルマン・ド・ブリニャックは、1763年にモンターニュ・ド・ランス地区のシニー=レ=ロズ村で創業。アイコニックなスペードのロゴマークを配したカラフルでメタリックなボトルデザインが特徴で、日本では「アルマンド」と称されることが多い。ジェイ・Zは2006年に発表したミュージックビデオ「Show Me What You Got」でアルマン・ド・ブリニャックのボトルを取り上げて以降、メゾンとの提携を開始し、2014年に買収。北米やアジア、ヨーロッパで事業が奏功し、2019年には50万本以上を販売した。
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ジェイ・Zは今回のパートナーシップについて「モエ ヘネシーのグローバルな販売網、比類のない強力なポートフォリオ、高級ブランドの開発における長年の卓越した実績が、アルマン・ド・ブリニャックにさらなる成長と繁栄に必要な商業力を与えてくれると確信している」とコメントしている。なお、モエ ヘネシーの出資額は公表されていない。
アルマン・ド・ブリニャックを手に持つジェイ・Z
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