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WFN -Asia-AIMEIコンサルティングが発表した中国ライブコマースデータ報告によると、2020年中国ライブコマース市場規模が9610億元(約15.4兆円)に達し、前年比で121.5%成長と大幅な伸びを見せる結果となった。また、2021年の中国ライブコマース市場規模はさらに成長し、1兆2012億(約19.2兆円)に上ると予測されている。
中国ライブコマース大手である淘宝直播(タオバオライブストリーミング)だけを見ても、4000億元(約6.4兆円)を超え、淘宝直播を含む市場全体では、2020年の上半期だけを見ても、放送コンテンツ数は1000万を超え、視聴者数は500億を超えたという。
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人気のあるMCに絞ってみても、その規模感は目を見張るものがある。年間1億元(約16億円)以上を販売したMCは346名で、人気MCが使用するアプリ別では快手アプリが最も多く、それに淘宝(タオバオ)、抖音(中国版tiktok)と続く。
その凄まじい成長の一方で、販売データの水増しや粗悪品やフェイク品の販売などの問題も深刻化している。
中国政府はこの問題に対応するべく、新しい管理規定を定め、ライブコマースプラットフォームの管理を強め始めている。
兒玉キミト
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