十和田市現代美術館が常設作品を刷新、塩田千春や名和晃平らの作品展示
塩田 千春《Uncertain Journey》 2017 Installation: wooden boats, red wool Mu.ZEE, Oostende, Belgium, Photo by Nele Thorrez ©JASPAR, Tokyo, 2021 and Chiharu Shiota group show: The Raft-Art is (not) Lonely ※参考作品
塩田 千春《Uncertain Journey》 2017 Installation: wooden boats, red wool Mu.ZEE, Oostende, Belgium, Photo by Nele Thorrez ©JASPAR, Tokyo, 2021 and Chiharu Shiota group show: The Raft-Art is (not) Lonely ※参考作品
十和田市現代美術館が常設作品を刷新、塩田千春や名和晃平らの作品展示
塩田 千春《Uncertain Journey》 2017 Installation: wooden boats, red wool Mu.ZEE, Oostende, Belgium, Photo by Nele Thorrez ©JASPAR, Tokyo, 2021 and Chiharu Shiota group show: The Raft-Art is (not) Lonely ※参考作品
十和田市現代美術館が、開館以来初となる常設作品の入れ替えを実施する。4月1日からアーティストの塩田千春による新作を展示し、12月からアルゼンチン出身のアーティスト レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)による大型作品「建物—ブエノスアイレス」を公開。このほか、同館の倉庫を改修したスペースで名和晃平の寄託作品を4月から2023年9月まで展示する。
同美術館は2008年にオープンした東北初の現代美術館で、草間彌生や奈良美智、ロン・ミュエク(Ron Mueck)といった著名な芸術家の作品を取り揃えている。2010年には美術館に併設する屋外のアート広場での展示を開始。今回の入れ替えは、アートによるまちづくりのプロジェクト「Arts Towada」が10周年を迎えたことを機に企画された。
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塩田の新作は船と糸を使用したシリーズで、赤い糸のほか十和田湖で実際に使用されていた船で制作した。エルリッヒの「建物—ブエノスアイレス」は入れ替えに伴い増築した新たな展示室での公開を予定しており、常設作品としての公開は世界で初めてとなる。寄託作品は、名和の代表作「PixCell」シリーズから「PixCell-Deer#52」を用意。長期にわたる寄託作品の展示についても今回が初となる。
■十和田市現代美術館:公式サイト
塩田 千春《Uncertain Journey》 2017 Installation: wooden boats, red wool Mu.ZEE, Oostende, Belgium, Photo by Nele Thorrez ©JASPAR, Tokyo, 2021 and Chiharu Shiota group show: The Raft-Art is (not) Lonely ※参考作品
塩⽥ 千春「新作のためのスケッチ」
レアンドロ・エルリッヒ《Shikumen》 2013, Shanghai International Art Festival, Shanghai, China © Leandro Erlich Studio
レアンドロ・エルリッヒ《Bâtiment》 2004, Nuit Blanche, Paris, France © Leandro Erlich Studio
名和晃平《PixCell-Deer#52》 2018, mixed media h.2173 w.1896 d.1500 mm photo : Nobutada OMOTE | Sandwich Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE
塩⽥ 千春 Berlin, 2020, Photo by Sunhi Mang
名和 晃平
レアンドロ・エルリッヒ ©guyot
⼗和⽥市現代美術館
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