ピーター・ミュリエ
Image by: ©Pierre Debusschere
「アライア(ALAÏA)」の新クリエイティブディレクターにピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)が2月5日付で就任した。ピーターが手掛ける初のコレクションは、2022年春夏シーズンに披露する予定だという。
ベルギー出身のピーターは、デザインと建築を学んだ後に「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」でファッション業界でのキャリアをスタート。「ジル・サンダー(JIL SANDER)」で働いた後は、「ディオール(DIOR)」のデザインディレクターや「カルバン・クライン(Calvin Klein)」のグローバルクリエイティブディレクターを歴任した。デザイナーのラフ・シモンズ(Raf Simons)の右腕として知られており、2014年に公開されたドキュメンタリー映画「ディオールと私」にラフと共に出演していた。
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就任に際しピーターは「この一流メゾン、美しいアトリエ、そしてその才能あるチームに参加することは、私にとって信じられない夢のようなこと。常に時代を先取りし、すべての芸術と文化を受け入れ、革新的で永続的な創造に対して時間を惜しみなく使うことを常に目指すアズディン・アライア(Azzedine Alaia)の強力なヴィジョンは、私のインスピレーションとして役立ってきた。女性らしさを讃え、女性を創造の中心に据えるという彼が残してくれた遺産のようなこの考えを引き継ぐことに、この上ない称賛と責任を感じている。大切なアライアのクライアントや友人、そしてアライア財団と触れ合い、この伝説的なメゾンの未来を共に形作ることを楽しみにしている」とコメントしている。
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