三井物産アイ・ファッションの公式サイトより
三井物産が、ファッション・繊維事業の中核事業会社である三井物産アイ・ファッションと、日鉄物産の繊維事業を統合することについて検討を開始したと発表した。縮小傾向にある国内アパレル向けのOEM(相手先ブランド製品の受託製造)市場において競争力を高めることを目的としており、6月を目処に最終契約を締結する予定。2022年1月に統合実施を計画している。
統合により、両社はコア事業であるOEM事業の競争力向上と事業基盤の構築に加え、海外市場向けの事業拡大やサステナビリティを切り口とした新たな事業機会の創出などによる持続的な成長、企画・生産・物流等の各機能工程におけるデジタル・テクノロジーを活用した新しい取り組みによる顧客への提供価値の深化を目指すという。両社が設立する新会社の出資比率はそれぞれ50%とする予定。
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