12.Bluesound 「NODE 2i」ネットワークプレーヤー
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F:これは、いわゆる音楽プレーヤーですか?
山本:音楽用のネットワークプレーヤーですね。ストリーミングサービスの中ではAmazon Music HDの音質が最高なんですが、そのままの音質で再生できるプレーヤーって限られてくるんです。この「NODE 2i」は、192kHz/24bitのハイレゾ楽曲をスピーカーに出力してくれて、MacやiPhoneで遠隔操作もできます。
F:なるほど〜。よく聴く音楽は、やっぱりクラシック?
山本:ほとんどそうですね。ちょっと何かかけてみましょうか。この前、小沢健二さんのツイッターで筒美京平さんと作った「強い気持ち、強い愛」の一曲の録音に3000万円かけたという投稿が面白かったので、それを流してみますか。
〜「強い気持ち、強い愛」流れる〜
F:おお〜!こんなにいい音のオザケン初めてです(笑)。
山本:めっちゃいい音ですよね。このクオリティーの録音もすごいと思うけど。
F:大音量で再生できるのも、森の中だからこその醍醐味。ちなみにスピーカーはどのメーカーのものを?
山本:「バング&オルフセン(Bang & Olufsen)」の昔のモデルです。背の高いスピーカーが好きで。「Beolab1」という当時100万円程していたものですが、最近は大型スピーカーの人気があまり無いみたいで、中古で10万円くらいで買えました。
今年を振り返って
F:山本さんにとって、今年はまず生活が大きく変化しましたね。
山本:はい。でもあまり旅行ができないのは残念でした。移動しながら色々な場所で生活することが好きなんだと改めて実感しましたね。
F:都会から離れた場所に拠点を移して、一番よかったことは?
山本:やっぱり森の中で暮らすと人間性が回復する感じがします。ここにいると、世の中で起きているコロナ禍の混乱から一歩距離を置いたり。閉塞感を感じることがなくなりました。
F:得たものは多そうです。今年のお買い物を振り返ってみると、やはり住まいに関連するアイテムが多かったですか?
山本:そうですね。いや〜結構買いました。
F:今日は色々と見せていただいて、本当に趣味の城という感じでうらやましいです(笑)。コロナ禍を機にモノとの向き合い方は変わりましたか?
山本:あくまでコロナは間接的な影響かもしれませんが、これまで以上にトレンドを気にしなくなったり、改めてモノの機能性や価値の重要さに目を向けるようになったという気はします。着心地や保温性の高さを重視したり、素材の質の良さにこだわってみたり。
F:山本さんは収納サービスの「サマリーポケット」を運営していますが、ご自身の使い方に変化は?
山本:自分の荷物の8割は預けているんですけど、拠点を移してからはモノを出し入れする頻度が少し増えたかな。アップロードしていつでもクラウド上にデータを置いておく感覚に近いというか、どこにいても荷物が取り出せるという利便性と心理的安全性は身をもって実感しますね。
F:世間の新しい生活様式に伴って、ニーズは高まっているんじゃないでしょうか。
山本:ステイホームやリモートワークでモノを整理する人は多いようですし、倍々成長はできています。おかげさまで、サマリーポケットは今年9月でサービス開始5周年を迎えることができました。これからも頑張って成長させていきたいです。
■山本憲資
1981年神戸出身。広告代理店、雑誌編集者を経て、Sumallyを設立。スマホ収納サービス「サマリーポケット」も好評。音楽、食、舞台、アートなどへの興味が強く、普段は週末には何かしらのインプットを求めて各地を飛び回る日々を送るが、2020年は軽井沢に拠点を移し、移動は少し控えめに。
■2020年ベストバイ
・繊研新聞 小笠原拓郎の買って良かったモノ
・NANZUKAオーナー南塚真史が今年買って良かったモノ
・川谷絵音が今年買って良かったモノ
・ヤプリ代表取締役 庵原保文が今年買って良かったモノ
・エッセイスト 犬山紙子が今年買って良かったモノ
・大坂なおみが今年買って良かったモノ
・エッセイスト 犬山紙子が今年買って良かったモノ
・ヤプリ代表取締役 庵原保文が今年買って良かったモノ
・川谷絵音が今年買って良かったモノ
・NANZUKAオーナー 南塚真史が今年買って良かったモノ
・繊研新聞 小笠原拓郎が今年買って良かったモノ
・FASHIONSNAP.COM社長 光山玲央奈が今年買って良かったモノ
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