「考え・観点(View)」を結集し新しい「光景(View)」を作る
ADVERTISING
2021年1月16日(土)まで、MAKI Galleryにて、ロサンゼルスを拠点に活動する 16人の新進・中堅のアーティストたちによる「Group Exhibition:L.A. : Views」を開催中。
本展では、ロサンゼルスで活躍する16人のアーティストが、それぞれの解釈でL.A.(ロサンゼルス) を表現する。エンターテイメント産業、それと対立しつつ調和する隆盛なアートシーン、最先端のテクノロジーや建築、その対極に存在する先住民族の土地と開拓の歴史、ビーチや湿地帯、山岳地帯、そしてそれらを結ぶ網目状に拡がる高速道路。このような様々な要素が混在する都市、ロサンゼルスを彼らはどのように受け取り作品に反映するのだろうか。
キュレーターは、ロサンゼルス在住のチェルシー・ペトロンコ・ラナ。アーティストは、大胆な緑とピンクを基調とし過激なアプローチをするガブリエラ・サンチェス、西洋の古典的な肖像画と、イスラム教の緻密なパターンメイキングを融合したアミール・H・ファラー、珊瑚やエキゾチックな魚の幻想的な水槽や沈みゆく夕日と揺れるヤシの木などを描くアレック・イーガン、自身の家庭内の平穏な一瞬を切り取った作品を披露するヒラリー・ペチスなど注目の作家が参加し、絵画や彫刻など、先進的で刺激的な作品を展示する。
それぞれの「考え・観点(View)」を映す多様な作品を結集させ、これまでにない新しい「光景(View)」を届けるという想いが込められた「L.A. : Views」。ぜひアーティストの考えを想像しながら鑑賞してほしい。
※敬称略
■概要
L.A. : Views
開催期間:2021年1月16日(土)まで
開催時間:11:30〜19:00
開催場所:MAKI Gallery
住所:東京都渋谷区神宮前4-11-11
※会期中2020年12月27日(日)~2021年1月5日(火)の間は冬季休業
【アーティスト】
アレック・イーガン
アルフォンソ・ゴンザレス・ジュニア
アミール・H・ファラー
クレイグ・クチア
デヴィン・トロイ・ストローザー
ガブリエラ・サンチェス
グレッグ・イトウ
ヒラリー・ペチス
ハイメ・ムニョス
ジェニファー・ロックリン
JPW3
リリー・ストックマン
マリウス・ブルチーア
パトリック・ジャクソン
セイヤー・ゴメスシズ・サルダマンド
■写真クレジット
Alec Egan
Sunset Palm with Reflection in Mirrored Building
2020
Oil on canvas
121.9 x 91.4 cm
Courtesy of the Artist and Anat Ebgi Gallery, Los Angeles
Hilary Pecis
Gharial Pond
2020
Acrylic on canvas
71.1 x 55.9 cm
Courtesy of The Pit, Los Angeles and the Artist and MAKI Gallery, Tokyo
>>EDITOR’S VOICE
MAKI Galleryの目の前に位置する表参道ヒルズの同潤館3Fにあるギャラリー「表参道ROCKET」でもグループ展「宇宙ステーションで会うまで待ってて」を2020年12月25日(金)まで開催中。ひとりひとりが閉ざされた部屋で過ごす時間が多くなった2020年。本展では、そんな閉鎖空間がたくさん生まれた世界を“ちいさな宇宙船が漂う銀河”と見立て、「今はばらばらの宇宙船でも、またみんなで思いっきり会えるまで作りつづけよう」という思いを集結。そんな13人の若手クリエイターの思いを見届けに訪れてみては。
Text:Ayaka Minoda
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【OMOHARAREAL】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
イケアが四国エリアに初出店 香川県にポップアップストアをオープン