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【2021年2月26日続報】募集人員110人に対し、124人の退職応募があったと発表した。これに加え、連結子会社のベンゼネラルにおいてゼットとの事業譲渡契約が締結されたことに伴い、ベンゼネラルでの退職者80人を見込む。この結果、売上規模に見合った人員が適正化され、来期以降の人件費が1000万円削減される予定だという。
デサントが11月25日の今日開催した取締役会において、希望退職者を募集することを決議した。2021年3月31日時点で40歳以上の正社員および契約社員を対象に、110人を1月18日から2月1日まで募集。販売職正社員は含まない。
希望退職の募集は、安定した収益力強化に向けた構造改革の一環で実施。退職希望者には退職金に加え特別加算金を支給し、本人の希望に応じて再就職の支援も行う。
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同日付で発表した構造改革ではこのほか、D2C事業の強化を軸とする商品企画や流通改革、収益性向上を図る経営指標の明確化、基幹システムの刷新などに取り組んでいく。また、事務所の面積縮小や資産の処分、制作保有株式の売却なども検討するという。なお、同日の取締役会では同社の連結子会社であるベンゼネラルの卸売事業はゼットに譲渡することも決議。事業譲渡日は2021年4月1日を予定している。
構造改革実施に伴う費用は特別損失として2021年3月期に計上する予定だが、資産の売却等による特別利益も見込んでいるため、今年7月に発表した2021年3月期業績予想から変更はないという。
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