ルーマニアとハルビンで感じたものとは
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2020年11月10日(火)〜16日(月)、明治神宮前〈原宿〉駅から徒歩5分のギャラリー「CLASS」にて、写真家・佐々木俊哉の個展「stay alive」が開催される。
1995年に福島県で生まれた佐々木俊哉。大学在学中より海外を放浪しながら写真を撮り始め、現在にいたるまで旅と家族をテーマにした作品制作を行っている。
本展で展示されるのは、2つの旅を切り取った作品。一方はルーマニアの小さな村、もう一方は自身の故郷である福島と重なって見えたというハルビンが舞台となっている。柔らかい光に包まれた写真からは作者の温かい眼差しが感じられ、異国の見知らぬ風景にもどこか懐かしさを感じることができるだろう。
佐々木は本展の開催にあたり、次のコメントを寄せている。
「何かを探すために始めた旅
大切なことを教えてくれる旅になった。
こぼれ落ちていく小さな幸せ。
忘れていった記憶。
ゆっくりと歩く。
見知らぬ風景が故郷に見えた。
見知らぬ人が家族に見えた。
旅はそれを教えてくれた。
写真もそっと」
CLASSは、ブレイクが期待されるアーティストにいち早く注目し丁寧に紹介するギャラリー。ぜひ訪れて、新鋭が表現する世界観に触れてみてほしい。
※敬称略
■概要
佐々木俊哉 個展「stay alive」
開催期間:2020年11月10日(火)〜16日(月)
開催場所:CLASS
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-7 B1F
開廊時間:12:00〜20:00
【新型コロナ感染症の拡大予防に関するお願い】
・全てのご来場者へ、マスクの着用をお願い致します。
・入り口にて、検温、アルコール除菌のご協力をお願い致します。
・室内の人数が多いとギャラリー側で判断した場合は、人数制限をさせて頂きます。
>>EDITOR’S VOICE
CLASSの近くにあるGYRE GALLERYでは現在、彫刻家・名和晃平の個展「Oracle」が開催中。奈良・春日大社の御神宝で鎌倉時代に作られたと言われる「春日神鹿舎利厨子」へのオマージュ作品をはじめ、新作が多数並ぶ本展。写真展とあわせて訪れて、芸術の秋を満喫してみては。
Text:Natsuno Aizawa
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