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ワールドが、2021年3月期第2四半期(2020年4月1日〜9月30日)の連結業績を発表した。売上収益が790億7500万円(前年同期比32.8%減)、コア営業損益が83億7900万円の赤字(前年同期は69億8100万円の黒字)、営業損益が144億5400万円の赤字(同75億9100万円の黒字)、親会社の所有者に帰属する四半期純損益は110億9900万円の赤字(同59億5500万円の黒字)と大幅な減収減益となった。
同社のブランド事業では新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗の臨時休業や営業時間短縮により、4月と5月は売上の確保に苦戦。4月の緊急事態宣言発令下では、直営店舗の約9割にあたる2227店舗が臨時休業し、営業店舗においてもほぼ全店舗で短縮営業となった。営業再開後の6月には回復傾向が見られたものの、7月以降は新型コロナウイルス感染再拡大の懸念により懸念により、本来は集客力が高い都心部の駅ビルや百貨店で客足が後退した。
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また、ゴールデンウィークにかけて店舗での販売機会を失った春物商品の在庫消化のために値引販売が増加。これにより、売上総利益率は50.7%(前年同期比8.0%減)と大幅に低下した。人件費などの抑制を図ったが、売上総利益の大幅な減少を補填することができなかった。このほか、構造改革に伴うブランド終了や統廃合、低収益店の撤退に伴う減損損失や商品廃棄損、希望退職者募集の実施による特別加算金などの費用を損失として計上した。
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