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【2020年10月29日続報】LVMHが、買収価格の引き下げについてティファニーと合意したことを正式に発表。買収価格は1株当たり131.50ドルに引き下げとなり、価格以外の契約条件は当初の予定通りだという。既に両社の取締役会の承認および規制当局の認可は下りており、ティファニーの株主による承認などの条件を満たせば、買収は2021年初頭に完了する予定。
「ティファニー(Tiffany & Co.)」が、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン グループ(以下、LVMH)による買収価格の引き下げに合意したと複数の海外メディアが報じた。
LVMHは、昨年11月にティファニーと買収の最終合意を締結した際、1株当たり135ドルの買収額を提示していた。報道によると両社は今回その買収額を131.5ドルに引き下げることで合意。引き下げにより、ティファニーは当初の予定よりも4億2500万ドル程度(日本円で約444億円程度)安く買収されることになるという。LVMHによる買収撤回を巡りティファニーがアメリカ・デラウェア州の裁判所でLVMHを提訴した訴訟については、今回の合意に伴い終結する見通しだと報じられている。なお、FASHIONSNAP.COMの取材に対し、ティファニーの日本支社は今回の報道に関する詳細についてはコメントを差し控えた。
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