Image by: アーノルド・パーマー
「ファーストダウン(FIRST DOWN)」の企画・製造を行うアパレルメーカー水甚が、アメリカ・オハイオ州のアーノルド・パーマー・エンタープライズ(Arnold Palmer Enterprises)とトータルファミリーブランド「アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)」のメンズ、ウィメンズ、キッズ、ショップ展開におけるライセンス契約を締結した。2021年3月から生産および卸販売、店舗の出店などを行う。
プロゴルファーのアーノルド・ダニエル・パーマー(Arnold Daniel Palmer)の名前を冠する同ブランドは、日本ではレナウンがアパレルのライセンスを取得し、国内初のトータルファミリーブランドとして1969年にスタート。傘のシンボルマークが特徴で、ワンポイントロゴの一大ブームを作った。2014年に店舗名を「アーノルド・パーマー・タイムレス(arnold palmer timeless)」に改名。今年5月に、レナウンが経営破綻したことにより契約が解消された。
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新たにライセンス契約を結んだ水甚は「アーノルド・パーマー」のブランド名でレガシーロゴコレクションを展開し、30~40代のファミリー層をターゲットに商品企画を進める。来年3月にブランド公式サイトを立ち上げるほか、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)などのECサイトへの出店を予定。また、メンズの「レタリング・アーノルド・パーマー」とウィメンズの「アーニー・アーノルド・パーマー」のロゴコレクションを商品化し、卸を中心に販売する。今後、2025年末までにショッピングモールや地方百貨店を中心に約100店舗を出店する計画で、売上高70億円を目指す。
■水甚:公式サイト
Image by: アーノルド・パーマー
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