「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」が、クリエイティブディレクターにイタリア人デザイナーのファウスト・パグリッシ(Fausto Puglisi)を起用した。ファウストは自身のインスタグラムで「ヴォーグ(VOGUE)」による報道などを引用し、喜びのコメントを投稿している。
ファウストは20歳でシチリアからアメリカに移住し、フォトグラファーのデビッド・ラシャペルやスタイリストのアリアンヌ・フィリップスの下で働き、独学でデザイン活動を始めた。その後マドンナ(Madonna)の衣装などを手掛け、2006年に自身の名を冠したブランド「ファウスト・プリージ(FAUSTO PUGLISI)」を設立(現在は休止中)。2013年には「エマニュエル ウンガロ(Emanuel Ungaro)」のクリエイティブディレクターに就任した。海外メディアの報道によるとファウストのデビューは2021年の予定だという。
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インスタグラムでファウストは「私は、カヴァリの遺産を受け継ぐことを光栄に思い、誇りに思っています。私はイタリアの職人技と卓越した技術を讃えながら、多様な文化や美しさとの対話でブランドの新たな章を紡ぎたいと思っています」とコメントしている。
なお、ロベルト・カヴァリは2019年3月に前任のクリエイティブディレクターポール・サリッジ(Paul Surridge)が退任して以降、匿名のチームがデザインを手掛けていた。
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