ニコラ・イエロニムス氏
Image by: ロレアル
ロレアル(L'OREAL)が、デピュティ最高経営責任者のニコラ・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)氏が2021年5月1日付でCEOに就任すると発表した。2006年から14年間CEOを務めたジャン-ポール・アゴン(Jean-Paul AGON)会長は、CEO退任後も会長職に留まる。
イエロニムス氏は1987年にプロダクトマネージャーとして入社。ラボラトワール ガルニエのマーケティングディレクターやガルニエ・メイベリン部門のゼネラルマネージャー、 ロレアル パリ フランスのゼネラルマネージャーを歴任後、ロレアル パリのグローバルゼネラルマネージャーに就任した。2008年にアゴン氏からロレアル プロフェッショナルプロダクツ部門のゼネラルマネージャーに任命され、2011年から2018年末までロレアル・リュクス事業本部のプレジデントを務めた。2013年からはロレアル・リュクス事業本部、アクティブ・コスメティック事業部、プロフェッショナル・プロダクツ事業本部を含むセレクティブ・ディビジョンのプレジデントとして経営に携わり、2017年5月からは、すべてのディビジョンを統括する副最高経営責任者の役割を担ってきた。
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このほかの人事として、2021年2月に新設するリサーチ・イノベーション・テクノロジー部門を率いることが決まっているバーバラ・ラヴェルノ氏が、同年5月1日付でグループの副最高経営責任者に就任する。
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