星野リゾート 嘉助天台 外観写真
Image by: 星野リゾート
星野リゾートが、2021年春に中国浙江省の天台山にホテル「星野リゾート 嘉助天台」を開業することをオンライン形式の記者会見で発表した。バリ島・ウブドに構える「星のやバリ」や台湾の「星のやグーグァン」、オアフ島の「星野リゾート サーフジャック ハワイ」に続く海外4軒目で、中国大陸に進出するのは今回が初めて。
天台山地区は年間約2000万人が訪れる観光地。中国十大霊山の一つで、仏教の天台宗発祥天台宗発祥の地として知られている。豊かな自然が特徴で、石梁の滝や華頂山国家森林公園、瓊台仙谷といった景勝地が多くある。施設の周辺一帯は地域開発プロジェクト「緑城蓮花小鎮」で完成したリゾート地で、商業施設やスキー場などが並ぶ。
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施設は標高約800メートルの場所に位置し、最大約260平方メートルのスイートルームを含む全103室の客室を用意。プールやジム、スパ、ライブラリーラウンジなども併設する。料金は1泊1室あたり2888元〜(約4万5000円〜)で、12月から予約受付を開始する予定。目標売上高については現時点では非公表としている。
同社の海外施設では、星のやバリで年末まで休館が決定しているなど新型コロナウイルス感染拡大の余波が広がっている。星野リゾートの星野佳路代表は新たに開業するホテルについて「現在も本国とコミュニケーションを取りながら鋭意準備中。中国では新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、旅行市場が回復傾向にある。新型コロナウイルス感染拡大の状況が収束した際の旅行の需要回復を見据えている。天台山地区は国内外からの観光客が多いため、勝算はある」と意気込みを見せた。
■星野リゾート 嘉助天台
開業時期:2021年春予定
予約受付開始時期:2020年12月予定
所在地:中国浙江省天台山緑城蓮花小鎮
客室数:103室
料金の目安:2名1室利用時1泊2888元(約4万5000円、1元=約15.6円換算。税・サービス料込、朝食付)
公式サイト
星野リゾート 嘉助天台 外観写真
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