アダストリアが、日本初の取り外し可能なヒートシステムを搭載したウェアラブル衣料「エーウォーマー（A WARMER）」を開発した。「ニコアンド（niko and ...）」「グローバルワーク（GLOBAL WORK）」「ハレ（HARE）」「レイジブルー（RAGEBLUE）」「ベイフロー（BAYFLOW）」の5ブランドから、カラーや形違いのジャケットを2型ずつ、計10種類のメンズジャケットを販売している。

　エーウォーマーは5層構造のモジュールを搭載するダウンウェアで、ウェアに付属しているUSBポートにモバイルバッテリーをつなぐとモジュールがウェア内を温める仕様になっている。Bluetoothでスマートフォンと接続し、専用のアプリを利用すれば37〜53度の間で温度調節が可能で、30分間アプリの操作がない場合は自動で温度を調節するスマートウォーム機能も搭載。専用アプリは、ウェアとモバイルバッテリーが接続されている状態で起動すると自動的にペアリングする。モジュールは取り外すことができるため、ジャケット単体でクリーニングが可能だという。開発ではスマートグラスなどを手掛ける企業ウェアラブルと、化学メーカーのデュポンと協業した。

　価格帯は税込2万3760〜2万6840円。各ブランドの店舗で取り扱っており、10月9日の今日からアダストリアの公式オンラインストア「ドットエスティ（.st）」でも順次販売している。

関連記事

アダストリア展開の「レプシム」がパーソナルカラーに対応するトップスを発売、診断チャートに基づき提案

FASHION

■A WARMER：特設サイト