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【2020年10月8日続報】韓国発セレクトショップ「エーランド」日本1号店 オープン初日に雨の中100人以上が行列
アダストリアが、ライセンス展開する韓国発のセレクトショップ「エーランド(ALAND)」の日本1号店「エーランド トーキョー(ALAND TOKYO)」の内部を10月8日のオープンに先駆けて公開した。店内は韓国の路地裏やギャラリーをイメージした空間を演出している。
1号店は渋谷区宇田川町に出店。出店先は「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」の旗艦店「グローバルワーク 渋谷(GLOBAL WORK SHIBUYA)」が今年8月まで入居していたビルで、1〜2階の2フロアで構成する。店舗面積は627平方メートルで、1階にはユニセックスのアパレルをはじめ、韓国コスメや雑貨を展開。コスメは「エイプリルスキン(APRILSKIN)」や「ハクスリー(Huxley)」など全20ブランドのアイテムが揃う。
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2階にはメンズとウィメンズのアパレルアイテムをラインナップする。取り扱いブランドは「QT8 ガーメント(QT8 GARMENTS)」「ビバスタジオ(VIVA STUDIO)」「カバーナット(COVERNAT)」「ネスティキック(NASTYKICK)」など50ブランドで、今シーズンは最終的に100ブランドまで拡充する予定。毎週新作を投入することで売り場の鮮度を保つという。また、韓国のエーランドではトップスの売上が好調なことから、アパレルの中でもトップスが全体の7割を占める構成にした。価格帯は輸入コストを加算するため本国の約1.4倍に設定。トップスが3500〜2万9000円、ボトムスが4500〜2万9000円、アウターが1万5000〜5万3000円、シューズが3500〜3万6000円、バッグが1900〜3万6000円、アクセサリーが600〜10万円、コスメが900〜1万4000円、雑貨が200〜1万9000円で、プチプライスからハイプライスまで幅広く用意する。客単価はセットでの購入を見込み9000円に設定。なお、当面の間セールは開催しない方針だ。
日本1号店の出店にあたり、アルバイトを募集した際には800〜900人から応募が殺到したが、そのうち採用したのは20人。エーランド営業部長の樋口和之氏によると、インフルエンサーのように情報発信を得意とする人材を採用するため、インスタグラムのフォロワー数が多いことや、エーランドとの親和性が高い投稿をしていることなどが選考基準になったという。
1号店の初年度の目標売上高は7億円に設定。地方在住の顧客からも出店要望の問い合わせが相次いでおり、今後5年間で30店舗の出店を視野に入れている。将来的には1店舗あたり年間売上高10億円を目指すという。10月14日からはアダストリアの公式オンラインストア「ドットエスティ(.st)」でも取り扱う予定だ。
■ALAND TOKYO
オープン日:2020年10月8日(木)
住所:東京都渋谷区宇田川町東京都渋谷区宇田川町20-11 渋谷三葉ビル
営業時間:11:00~21:00
店舗面積:627平方メートル(2階建て)
ティザーサイト
外観写真
Image by: FASHIONSNAP
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