ソニー株式会社は、新型スマートウォッチ「wena 3」を発表した。交通系ICカードのSuicaや音声サービスのAmazon Alexaへの対応に加え、各種活動ログ機能の搭載が主な特長。今年11月27日の発売が予定されている。
ADVERTISING
必要な機能を一通り備えたスマートウォッチ
「wena 3」はその名の通り、2016年に一般発売された「wena」シリーズの第3世代モデルとして登場。腕時計のバックル部分に、タッチディスプレイを含むスマートウォッチ機能を集約した。ユーザーは、腕時計のヘッド部分を「wena 3」に取り付けて、お気に入りの腕時計をスマートウォッチ化することができる。
楽天EdyやQUICPayなどの電子マネーに加えてSuicaにも対応するため、「wena 3」さえあれば財布を持ち歩く必要がなくなるかもしれない。なお、残高や利用履歴の確認は専用スマートフォンアプリで行えるとのこと。
Amazon Alexaに対応している点も魅力で、天気の確認や部屋の電源のオン・オフといった機能を利用可能とした。
さらに、健康管理に役立つ活動ログ機能も充実。歩数や消費カロリーはもちろんのこと、最大酸素摂取量(VO2 Max)やストレスレベルなどもチェックできる。
さまざまなニーズに対応可能な商品ラインアップ
商品ラインアップは「wena 3 metal」「wena 3 leather」「wena 3 rubber」の計3種類(カラーリングは計5種類)で、幅広いニーズに対応。価格はすべてオープン価格だが、高級感を追求した「wena 3 metal」は3万円台半ば、ややカジュアルな「wena 3 leather」は3万円前後、スポーティーな印象の「wena 3 rubber」は2万円台半ばの価格になりそうだ。
また、インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏が手がけるヘッド部分も、商品として順次展開する。複数モデルのラインアップで、いずれのモデルも6万円前後の価格となる見込み。
(文・早川あさひ)
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【Techable】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境