「ユナイテッドアローズ アウトレット」のショッピングバッグ
Image by: ユナイテッドアローズ
ユナイテッドアローズが、サステナビリティ推進施策の一つとしてショッピングバッグの素材変更や有料化を段階的に推進する。まずは「ユナイテッドアローズ アウトレット(UNITED ARROWS LTD. OUTLET)」(以下、アウトレット)と「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」(以下、グリーンレーベル リラクシング)で実施し、その他のストアブランドでも準備を進めていくという。
同社は、「サステナビリティ」を経営理念に次ぐ重要な経営課題であると位置付け、取り組むべき5つのテーマと16項目のマテリアリティを設定。ショッピングバッグの取り組みは、テーマの一つである「資源」領域のマテリアリティ「事業活動による廃棄物の削減」に繋げることを目的に推進する。
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アウトレットでは10月中旬から、グリーンレーベル リラクシングは2021年2月から既存在庫がなくなり次第、ショッピングバッグの素材をFSC®認証紙の撥水加工を施した紙袋へ変更。アウトレットは5型から4型へ、グリーンレーベル リラクシングは4型から2型へ展開サイズを集約し、適正な規格や調達量で廃棄物排出量の削減を目指す。有料化についてはグリーンレーベル リラクシングで2021年4月から導入する予定で、販売価格は未定。現時点では顧客への告知や浸透策、販売価格について検討しているという。
■これまでショッピングバッグを有料化したニュース一覧(時系列順)
・「コスメキッチン」と「ビープル バイ コスメキッチン」がショッピングバッグを有料化、1枚20円で販売(2019年2月1日から)
・H&Mがショッピングバッグの紙製化と有料化を発表(12月5日から)
・高島屋が食品用レジ袋を有料化(2020年4月1日から)
・フランフランがショッピングバッグ有料化、エコバッグの商品開発に注力(7月1日から)
・三越伊勢丹HDが食品フロアのプラ製買い物袋を廃止(7月1日から)
・ユニクロ・ジーユー全店舗でショッピングバッグが有料化、プラスチック製から紙製に変更(9月1日から)
「ユナイテッドアローズ アウトレット」のショッピングバッグ
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